アタマジラミはプールで感染する?

更衣室のロッカーなどには感染に要注意

毎年、夏の季節に1回くらい、『小学校でアタマジラミの集団感染が起こった』、みたいなニュースや新聞記事を見かけると思います。

その原因はどれも同じで”プール学習”です。

しかし、個人的には、その点に長年ちょっとした疑問を抱いてきました。
疑問の内容は、アタマジラミは水の中を泳いで他人に感染するのかな、とか、プールの水は塩素で消毒されているのにアタマジラミはそれで死なないのかといった感じです。

そこで、色々と調べてみたところ、私の疑問は根本的に間違っていたことが分かりました。アタマジラミはプールの水を介して他人に感染するものではなかったんですね。では、一体何を媒介として集団感染が引き起こされるのかと言うと、共用物です。

具体的には、頭を拭いたタオルを友達同士で使い回したり、ロッカーや脱衣かごの衛生管理が徹底されていなかったりすると、誰かの頭から脱衣かごに落ちたアタマジラミがどんどん他人に広がっていくんですね。

つまり、アタマジラミに感染する場所は、プールに限らず、他人との公共スペース全般ということになるんだと思います(ただ、プールや温泉施設はその中でも危険性が高いと思います)。

アタマジラミを始めとするシラミは、人の皮膚から血液を吸うことで生きていく寄生虫ですが、一時的になら、頭髪から落ちても生きていくことが出来るようです。だいたい3日くらいは生きることが出来るようなので、その間に、タオルなどから再び他の人に移ることも十分に考えられることだとわかりました。

となると、アタマジラミに感染する可能性は、自分が思うよりも実は高いのかもしれませんね。正直勘弁してほしいですが。

特に、人数の多い小学校などは、プールで同じロッカーを共有することも増えるので、その分、アタマジラミに感染するリスクも高くなってしまうと思います。くれぐれも気を付けたいところですね。