アタマジラミにはどんな特徴がある?

ヒトだけに寄生して生きつづけてきた虫

アタマジラミの成虫の大きさは、2mm~4mm程度。

一方で、卵の大きさはおよそ0.8mmとのことですが、このサイズでも肉眼で見る事ができるそうです。

シラミは種特異性が強く、ヒトに寄生するシラミは他の動物には感染する事は無いそうです。つまり、ヒトにだけ寄生して今までしぶとく生き延びてきた寄生虫です。

そう易々と駆除できないのも理解できます。

そんなアタマジラミの栄養源は、ヒトの血液のみ。

なので吸血していないと生き延びる事が出来ないと言われていますが、3日位なら吸血しなくても生きていられるという情報もあります。

そこまで、飢餓耐性は無いものの油断も出来ませんね。

実際、衣類や寝具などを介して感染する事がある点を踏まえても、それらに潜んでいるシラミが何かのタイミングで他の人の頭へ移るというケースは少なく無いようです。

生まれた直後の幼虫は、透明に近い色をしていて成長とともに次第に黄色から褐色へと色が変化してくるそうですが、色が濃くなった頃は、新たな卵を産むふ化の準備が整った事にもなります。

寿命は、32日~35日くらいで1匹のアタマジラミで200個もの卵を産むという情報もあります。

この卵の数だけでも驚きの事実ですが、その卵が一週間程度でふ化し、幼虫となり吸血を開始します。特に、この幼虫が噛む事によるかゆみが結構あるそうです。

アタマジラミの感染は秋口からが要注意

アタマジラミやダニやノミなどの寄生虫は、夏場になると活発化するイメージがあるかもしれませんが、アタマジラミに関して言えば、季節は、あまり関係なく、年中いつでも感染のリスクが伴います。

ただし、実際に問い合わせが増えるのが10月~翌年の1月頃と言われていたり、統計では6月と10月に多いという情報もあるようですが、どちらも、共通している10月あたりは、特に注意した方が良いのかもしれません。

秋口になると空気も乾燥してくるので、子供の肌が乾燥している事で頭をちょっとかいているのかなと思う事があるかもしれませんが、実は、シラミだったなんて事もゼロでは無いので、ちゃんと確認しておいた方が良いと思います。

また、秋口に増えると言っても、実際には、その前の時期に既に移っているという事も考えられます。

既に感染していて、数が増えたのがちょうど10月頃で自覚症状が出るまでになったなんて場合もあるかもしれないので、前後の時期も併せて注意したいところです。